【有機農業のための理科勉強会】産地ツアー2024 1回目無事終了!

  

【有機農業のための理科勉強会】産地ツアー2024

おかげさまで1回目@伊賀が無事終了しました。
お忙しい中ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

限られた時間でしたが、光合成と窒素のバランスについてのキホン講義~ディスカッションを通じ、生産者の皆さんが土づくりや施肥をどんなふうにとらえ、どんな悩みをもっているか、共有する機会になったのではないかと思います。

 

栽培技術の理解は、肥料、水などテーマごとで完結するものではなく、様々な要素が関わりあっています。
昨日の話のなかでは、窒素の適正量は、水やりや炭素(有機物)とのバランス(濃度)が大事かもしれない、といった議論もありました。

こうした内容はダイジェスト講義の枠のなかだけでとらえきれるものではありません。 何を言っているのかわからなかった、という方もいらっしゃったかと思います。

ただし、1回で分からないから「難しい」といってあきらめてしまうと、その後の学びを自分で止めてしまいます。
わからないことはわからないなりに無理に解決しようとせず、自分の胸の中にしまっておいてください。
少し込み入った内容でも、今後各回のテーマと絡み合いながら全体がつながって、より理解が深まっていくでしょう。

実際のところ、誰だって完全な答えなどは持っていません。
「あ、ここがわかった」という【腑落ち】の体験を積み重ねることで力をつけていくのです。
そんなことを繰り返すなかで、植物や土が織りなす世界<曼荼羅>が徐々に浮かび上がっていきます。

大切なのは自分自身の「問い~テーマ」を大事に温めながら、少しずつパズルのピースをはめていくこと。
そんな気持ちで、これからの話を聞いていってもらえればと思います。

「理科勉強会」では、そんな一人一人の学びの深まりを大切にしたい思います。

 

今回の講座~ディスカッションは圃場視察の様子と合わせて、1週間程度のうちにアーカイブとしてオンライン公開します。
忙しくて参加いただけなかった方も、こちらをご覧いただければと思います。

 

それでは、今後ともよろしくお願いいたします!

村山 邦彦

村山 邦彦伊賀ベジタブルファーム株式会社 代表取締役

記事一覧

1973年神奈川県横浜市生まれ。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、機械メーカー開発職などを経て2007年に三重県伊賀市で就農。2012年に農場を法人化して伊賀ベジタブルファーム株式会社を設立。

2010年から5年間、伊賀有機農業推進協議会事務局を担当し、地域の仲間たちと栽培技術や流通の諸課題に取り組み、その一環で産地卸売組織・株式会社へんこを創業。その後は「次代の農と食をつくる会」「京都オーガニックアクション」の立ち上げに関わるなど、国内外で農産物の生産・流通支援に携わっている。「有機農業のための理科勉強会」主宰。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。